微分幾何学による連続体や力学系などの理論的研究。
微分幾何学という理論的方法によって、工学及び自然現象について研究を進めています。特に、弾性体や流体、粘弾性体など連続体の運動や電気機械などの力学系に対する解の振る舞いを調べています。例えば、二次元の弾性体や非圧縮性流体は応力関数や流れ関数で記述されます。これらの関数によって張られる曲面を考え、その曲がり具合などを調べることによって元の連続体の特徴を直感的に理解することができます。このように、幾何学的な量と物理的な量との対応関係を調べていくことで、新たな工学的、自然科学的な現象の発見を目指しています。
Total Page Visits: 1335 - Today Page Visits: 2