基盤工学科の学び
Curriculum4年間の流れ
1年次
基礎教育ターム
1年次には全員が基礎教育タームに所属し、技術者・研究者に必要な基礎知識を広く学びます。1年間かけて基礎知識を身につけながらじっくりと自分の適正や将来像を吟味し、2年次より始まる各コースへの配属準備を行います。
授業クローズアップ
宇都宮大学工学部基盤工学科では、工学分野の基礎学力を重視しながら、
データサイエンス、特色である光工学、分野横断的教育を組み合わせた
他にないユニークで実践的なカリキュラムを導入しています。
工学基礎科目
光科学入門
光学は日本の主要産業を支える重要な基盤技術のひとつであり、その光学的応用分野である光工学が学べることは宇都宮大学工学部の大きな特徴の一つです。
本講義では、光学の歴史や、諸光学現象、光応用技術などの学びを通じ、光科学の入門を学びます。
データ科学関連科目
プログラミング
本講義では、プログラミング言語の基礎知識や基本文法をびます。自分でプログラムを書く演習を通じて、様々な問題を計算機で処理するための基本的な素養を身に付けます。
人間・社会関連科目
生命人間科学
工学が生み出したモノを使い・影響を受けるのは人間であることから、工学の真の対象は常に人間であると言えます。本講義では、物質循環やエネルギーの面から人間を理解する力を身につけます。心理物理面から人間を理解する講義「感性科学入門」と併せて、工学の対象としての人間を総合的に理解することを目指します。
デザイン力
創成工学実践 I
宇都宮大学工学部は、「ものづくり」が工学の基本であると考えています。本講義では、グループごとに設定されたテーマに取り組むものづくり体験を通して、工学の学びを深めるために必要な、様々な能力を養うことを目的とします。
コース入門
各コース入門
現代の工学では、複数の分野にまたがる技術を応用して、課題の解決が図られます。基盤工学科では、このような時代背景に対応し、様々な分野を横断的に学びつつ、それぞれの専門性を高めていける学びを提供しています。本講義では、化学、機械、電気、情報の4つの分野それぞれにおけるものの見方や考え方を学び、異分野理解の基礎的な能力を養います。
2年次以降
専門教育ターム
1年間の基礎教育を経たのち、2年次からは「応用化学コース」、「機械システム工学コース」、「情報電子オプティクスコース」から1つのコースを選択し、専門的で高度な教育と研究を行います。