教員詳細
Teaching staff detail研究のテーマ
無機合成化学
触媒化学
表面分析
研究内容
ガラスやセラミックスといった「無機固体材料」は、原料を高温で溶かして固めて作られるイメージが強いですが、 当研究室では化学反応を利用し、液相で無機固体材料を合成する研究に長年取り組んでいます。
従来材料を低温の液相プロセスで得られるというだけではなく、化学反応を精密に制御することによって、従来の高温プロセスでは得られない新規かつ高度な無機機能性材料の創出にもつながります。 また液相プロセスは大面積化や連続生産への展開も容易であり、成果の社会実装のハードルが低いことも魅力の一つです。
現在、下記に示すような種々の機能性無機材料の創出研究を行っています。
・可視光応答型光触媒材料の創出
・高度化
・屈折率を制御した機能性光学薄膜の低温合成
・安価かつ高耐久性の気体選択透過膜の開発
・貴金属を用いない新規燃料電池用カソード触媒の開発