教員詳細
Teaching staff detail研究のテーマ
光を用いた生体計測
バイオメカニクス
スポーツ工学
研究内容
光を用いた生体計測…近赤外光は可視光より少し波長の長い光ですが、生体透過性が高いことで知られています。さらに、血中のヘモグロビンに対して、吸収性が高いため、生体を透過してきた近赤外光を撮影すると、血管の個所が黒く見えます。この特性を用いて、血管硬さ、血管内皮機能を計測できる機器を開発しています。
バイオメカニクス…ヒトは関節を駆動させることで運動しています。筋(筋肉)を収縮させて関節を駆動させています。関節運動を調査する研究をバイオメカニクスと言います。現在行っている研究は、MRIを用いて、関節を構成する軟骨がどの程度接触しているかを計測しています。関節運動に伴い、接触領域、接触面積がどのように変化するかを計測しています。
スポーツ工学…スポーツを行うと、筋活動と筋疲労を伴います。スポーツ動作に伴い、どの筋がどの程度活動または疲労するかを知ることは、効率的なトレーニング、怪我の予防、リハビリテーションに有効です。具体的には、投球動作に必要な腕外転・外旋運動により、主動作筋である棘下筋がどの程度疲労するかを計測しています。