教員詳細

Teaching staff detail
清水 隆志

情報電子オプティクスコース-電気電子分野

清水 隆志准教授

Shimizu Takashi

研究のテーマ

マイクロ波・ミリ波・サブテラヘルツ波帯における誘電体/導体材料の高精度評価技術および低損失受動回路の研究開発

研究内容

スマートフォンや無線LANなどで、何気なく使用している電波は、限りある資源です。マイクロ波帯と呼ばれる周波数30GHz未満の電波は、その利用が進んでおり、新たな電波資源の開拓が急務となっています。
そのため、ミリ波・テラヘルツ波と呼ばれる周波数30GHz以上の新たな電波の活用が望まれています。この周波数帯は、“Beyond 5G/6G”と呼ばれる次世代無線技術などの通信分野だけでなく、自動運転技術や医療応用技術などの非通信分野への応用も期待されています。
しかし、この周波数帯は、マイクロ波帯に比べ、使いこなすことが難しいとされています。 当研究室では、「ミリ波/テラヘルツ波を使いやすくする技術」をキーワードに、回路設計や新材料開発に役立つ誘電体材料や導体材料の高精度・高分解能・高能率な評価技術の開発、超伝導体やAdditive Manufacturing技術を活用した低損失高周波回路の実現に関する研究を行っています。

清水 隆志-研究内容図