教員詳細

Teaching staff detail
外山 史

情報電子オプティクスコース-情報科学分野

外山 史教授

Toyama Fubito

研究のテーマ

進化計算に関する研究

研究内容

最適化問題とは、与えられた条件の中で、いろいろな選択肢の中から一番良い、またはできるだけ良いものを選ぶ問題です。例えば身近な問題では、出発地から目的地までの最適経路を求める問題や学校の時間割作成問題などが挙げられます。
最適化問題は、単にアルゴリズム理論の分野だけではなく、機械設計、人工知能、システム制御など様々な分野に存在する非常に重要な問題です。企業においても、製品開発やシステム開発で、最適化問題を解かなければならない事例が多数存在します。
以上のように最適化問題には実用的な問題が多数存在し、工学、経済学を始めとする様々な分野で研究が行われています。このような最適化問題のほとんどが、解法が確立されていないNP困難とよばれる問題に分類されます。
本研究室では、このような最適化問題に対して進化的計算法と呼ばれる、生物の遺伝・進化の過程に発想を得た計算手法を用いて最適解を求める手法について研究しています。

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