教員詳細
Teaching staff detail研究のテーマ
計算機アーキテクチャの研究
研究内容
計算機アーキテクチャ,つまりコンピュータそのものの「つくり」について研究しています。高性能なコンピュータを作れれば,さらに用途が拡がり我々の生活ももっと便利になるはずです。
そのために,単に処理が速いだけではなく,電気を食わない(低消費電力)とか,小さい(省スペース)などの観点からの効率性も追求しています。コンピュータというものは,専門家からしても,なかなか思ったように動いてくれません。プログラムの実行のしかた(実行挙動)もそうですし,複数のコンピュータを並列に動かしたときの動作もそうです。
こうしたコンピュータを「手なずけ」たり「飼い慣らし」たりできれば,いまより更に上手くコンピュータを使うことができるはずで,その結果,効率の良い高性能なコンピュータが手に入るはずです。最近はこうした観点から,遺伝的アルゴリズムなど従来からある人工知能技術や,深層学習や機械学習などの最近の技術までを導入して解決しようとしています。(図は,並列コンピュータのネットワークの課題を表しています)。