2025.10.30

プレスリリース

山本裕紹教授が令和7年度 産業標準化事業表彰「イノベーション・環境局長表彰(標準化・ルール形成戦略部門)」を受賞

 山本裕紹教授(工学部基盤工学科 情報電子オプティクスコース/オプティクス教育研究センター/ロボティクス・工農技術研究所)が、経済産業省による令和7年度「産業標準化事業表彰」において、「イノベーション・環境局長表彰(標準化・ルール形成戦略部門)」を受賞しました。

 この表彰は、JIS・国際規格の策定やそれに関連する適合性評価活動、標準化を活用した産業創出や社会課題の解決等に顕著な貢献を行い、今後さらなる活躍が期待される個人または模範的な組織に贈られるものです。今年度は全国から16名および4組織が受賞し、山本教授は標準化・ルール形成戦略部門で唯一の受賞者となりました。

 山本教授は、電子ディスプレイ分野の国際標準化を担うIEC/TC110(電子ディスプレイ)において、日本代表(HoD: Head of Delegation)および国内委員長を務め、特に空中ディスプレイをはじめとするAR/VR/3D表示技術の国際標準化を推進してきました。

WG6(3Dディスプレイ)にてプロジェクトリーダーとして国際技術報告書(IEC TR 62629-51-1)および国際規格(IEC 62929-52-1)を発行し、技術開発と規格化を両輪とした社会実装に尽力。国際会議での合意形成や専門家の参画促進、産業界・学術界との連携による人材育成など、多方面での貢献が高く評価されました。

 本学では今後も、標準化を通じた国際連携と社会貢献を推進し、世界に開かれた技術教育と研究活動を進めてまいります。

【参考リンク】

経済産業省プレスリリース(2025年10月20日)

受賞者:山本裕紹 教授
学協会名:経済産業省 令和7年度 産業標準化事業表彰
受賞名:イノベーション・環境局長表彰(標準化・ルール形成戦略部門)
受賞年月日:令和7年10月21日

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