2024.01.31

物質環境化学

絆創膏のように患部に直接触れることなく接着することのできる間接的なゲル接着手法を開発

【発表のポイント】
・柔らかい材料として注目されるゲル材料の接着手法の確立は非常に注目されています。
・これまで報告されてきたゲル接着手法は接着したい面において直接、化学反応や物理結合させることで接着するものがほとんどでした。
・絆創膏のように接着部から離れた場所から薬剤や反応が浸透することで接着を間接的に制御することに成功しました。

■研究概要
 宇都宮大学工学部の為末真吾准教授、同研究室修士2年の岡田理沙は、これまでに柔らかい材料(ソフトマテリアル)であるゲルについて、自動的に傷を修復する自己修復材料や、刺激に応答して接着するゲル接着システムの開発を行ってきました。今回、柔らかい材料であるゲルを間接的に接着部と離れた場所から接着する手法の開発に成功しました。このような手法はゲルを用いたソフトロボット分野や塗料の分野、生体材料としてのゲルの利用に関して非常に重要な価値を持つと考えられます。この研究はアメリカ化学会の発行する科学雑誌「ACS Applied Polymer Materials」に発表され、重要な研究課題として当該雑誌6巻2号の表紙絵に採択されました。

■論文および表紙はこちらからご覧ください。

■本件に関する問合せ先
為末 真吾(宇都宮大学 学術院 准教授)
TEL/FAX:028-689-7188
e-mail : tamesue※cc.utsunomiya-u.ac.jp
(※を半角@に置き換えてください)

教員詳細ページ
https://www.eng.utsunomiya-u.ac.jp/post_teachers/001_014/

研究者総覧ページ
https://researcher.utsunomiya-u.ac.jp/html/100003644_ja.html

研究シーズ集
https://www.sic.utsunomiya-u.ac.jp/researchseeds/eng_mec_shingo